内向的な人のための「トリセツ」ー「内向的な人」の幸福戦略ー精神科医Tomy著

私も新卒で入った会社で、「〇〇は仕事教える気にならない」と言われ、その時から教えてもらうことが怖くなり、さらに内向的になっていきました。

どんどん内向的になる自分に向き合うことができず、人としゃべることが怖くなっていく…。

そんな時にこの本に出合いました。

読んで自分なりに参考になった点を私の体験談を踏まえてご紹介します。




概要

一人が好き、トークが苦手、外で気疲れ…。人生に悩んだとき少しの工夫で、人間関係も人生も好転するかもしれません。

人間関係、仕事、人生に悩んだ人すべての人たちへ

39万人超えのフォロワーを励ましてきた精神科医があなたの悩みにきっと応えてくれるでしょう。

読むべき人

  • コミュニケーションが苦手で職場に馴染めない人
  • 人の目が気になりすぎて挑戦ができない人
  • 内向的な自分を認めることができない人

本音をなかなか言えない人へ

相手を傷つけたくない、変なことを言って嫌われたくない。

私と同じく内向的な人はそう思い、なかなか本音を語ることはないと思います。

そんな人の対策として、本書では

自己開示を重くしてはいけないといいます。

自己開示が重くなるとは、それは自己開示が「自分のやばい秘密をさらけ出す」と勘違いしているから起こってしまうそうです。

そのため自己開示では、秘密を暴露するのではなく、目標や夢を語るべきだと述べています。

私も先輩との同行の際に、「人とコミュニケーションをとること苦手なんですよね。どうすればいいと思いますか?」と相談した覚えがあります(笑)

初対面でそんなこと言われた先輩は当然のように困っており、その後、車内では気まずい雰囲気だけが流れたという思い出があります。(笑)

自宅と職場の往復するだけの味気ない生活と感じている人へ

仕事があるとなかなか自分のために使える時間はありませんよね。

それも本書によると、生活範囲や人間関係がどんどん狭くなるなりストレスの原因となるそうです。

その対策として、

仕事以外の属性を身に着けることが良いとされています。

(例えば、お料理教室、サークル、スポーツクラブに所属するなど)でそこでのイベントや活動が強制的に閉じこもるのを防いでくれると述べられています。

私も職場と自宅を行き来するだけで、味気ない生活と常に感じていました。

しかし、資格勉強のためにふらっとコメダに立ち寄ったことがきっかけで、気持ちが楽になったという経験があります。

自宅と職場以外の居場所を作ることは大事だと身をもって感じました。

誰とも競いたくない人へ

私と同じように営業の人は、常に競争にさらされているといっても過言ではないくらい

毎日ノルマに追われ、疲れている人も多いのではないかと思います。

毎日の競争に疲弊している人は本書では、

「過去の自分と比べるとよい」と楽になると述べています。

他人の数字を気にすることで自分の成果は全くよくなりません。むしろ焦るだけです。

ならば過去の自分と比べることで今の自分はこれだけ成長したのかと思う方が仕事のやりがいにつながると思います。

私も営業で結果を残す同期にどんどんおいてかれた経験を思い出しました。「やばい、どんどん差がついてしまう。」と。

新卒で結果を残すのは、才能よりむしろ運が大きいと理解しているのに、どんどん自分を追い込んで、良くない状況へといった経験があります。

能ある鷹たちへ

私も内向的な自分を認めることができず「とにかくコミュ力をつけなきゃ!」と焦っていました。

しかし、自分を認めることができない=自信がなくなるそしてまた自分を認めることができないという負のスパイラルに陥りました。

私のようにそんな状況から抜け出したいと必死にもがいている人へ

そんなあなたにオススメしたい本です。

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